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一万円札の歴代人物とデザインまとめ【画像あり】肖像画採用の理由も紹介!

一万円札の歴代人物とデザインまとめ【画像あり】肖像画採用の理由も紹介!

2024年にお札が刷新されることになり、一万円札は40年ぶりの新デザインになりますね。

お札には歴代人物の肖像画デザインが採用されています。

新一万円札は渋沢栄一の肖像画になりましたが、過去の一万円札は諭吉以外に誰がいたんでしょうか?

どうして肖像画がデザインとして採用されているのかも気になります。

そこで一万円札の歴代人物とデザインについて画像を含めながら、お届けしていきたいと思います!

一万円札の肖像画に採用された歴代人物は誰?

歴代人物を紹介する前に、紙幣に使われる人物は誰が決めているのか調べてみました。

「国立印刷局」のホームページによると、紙幣に使われる歴代人物は財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議して、最後は日本銀行法によって財務大臣が決めることになっているようです。

だいたい20年ごとに刷新されていますから、その時期の財務大臣は責任重大です。

人々に親近感をもってもらうために歴史人物の肖像画が採用され、国民から尊敬され日本を代表するような人物であることや複製しにくく特徴のある顔の人物が選ばれています。

確かに教科書とかでみた忘れられない肖像画とかありますよね。

坂本竜馬とかフランシスコ・ザビエル、西郷隆盛なんかは特に覚えてます。

それがお札になっていたら覚えやすいし親近感もわくかもしれません。




一万円札の歴代人物とデザインまとめ

一万円札の肖像画に採用された歴代人物は誰?

実は、今まで1万円札に描かれた歴代人物は、たったの2人です。

日本で1万円札が発行されたのは1958年であり、初めて1万円札に描かれたのが聖徳太子です。

もう1人は現在使われている紙幣の人物、福沢諭吉の2人だけとなっています。

さっそくデザインや選ばれた理由についても見ていきましょう♪

①聖徳太子

聖徳太子

聖徳太子といえば十七条憲法や冠位十二階の制定、遣隋使の派遣などで教科書にも登場し様々な功績で知られています。

日本で1万円札が発行されたのは1958年。その時肖像画が採用となりました。

初めて1万円札に描かれたのが聖徳太子なのです。

表のデザイン

聖徳太子 表デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/announcements/education/arekore1.htm/

中央部分にすかしがはいっていたり、右側に肖像画が配置されているところは今と変わらないデザインとなっています。

すかしの部分には八角形をした建造物、奈良県の法隆寺夢殿が描かれています。

日本のお札の「すかし」は固有の技術を用いた精巧なもので偽造しにくいものになっているそうです。

裏のデザイン

聖徳太子 裏デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/security/gizoc.htm/

裏面には一対となった鳳凰が描かれていて、これは平等院鳳凰堂内の円柱に描かれている鳳凰模様をもとにしたものだそうです。

金額部分などの漢字や肖像画は、インキがお札の表面に盛り上がるようになっていて、お札の表面を触るとざらざらしているのがわかります。

聖徳太子が選ばれた理由

聖徳太子が選ばれた理由

確かに聖徳太子は誰もが知っているし、功績も日本の発展に貢献した方だと思います。

「一度にたくさんの人が言っていることを聞きとることが出来た」や「未来を予言した」なんて逸話も有名ですよね。

日本経済新聞によると、この肖像画の元になったものは「法隆寺献納宝物」の1つとして皇室に献納され、現在は御物となっているそうです。




②福沢諭吉

福沢諭吉2021年9月現在の1万円札といえばこの方、福沢諭吉です。

江戸から明治時代にかけて活躍した人物で、慶応義塾(けいおうぎじゅく)の創始者としても有名ですよね。

さらに作家としても『学問のすすめ』『西洋事情』などが代表作としてあります。

日本銀行の設立にも貢献しているので、紙幣の肖像画人物として適任という感じがします。

表のデザイン

福沢諭吉表 過去デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/security/gizod.htm/

こちらのデザインは1984年~2007年まで発行されていたデザインになります。

偽造防止の技術として「すかし」や「凹版印刷」にて表面をざらざらさせたり、「超細密画線」といって通常の印刷機では再現しにくい技法が取り入れられています。

さらに「特殊発行インキ」や「マイクロ文字」といった方法も使われているんです。

ここまで精密に作られているからこそ、紙幣として安心して使用できるんですね。

裏のデザイン

福沢諭吉裏 過去デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/security/gizod.htm/

裏には国鳥であるきじが描かれています。

左側の立っているものがオス、右側の座っているものがメスで、中央の透かし部分の正円形は、きじの卵をイメージしたものだそうです。

そういえばあの桃太郎もきじを連れていましたし、昔から馴染みのある鳥だったんですね。

福沢諭吉が選ばれた理由

福沢諭吉が選ばれた理由

日本では1万円札が一番高額な紙幣ですから、そこにふさわしい人物として選ばれたというわけです。

肖像画も明治以降のほうが残っている可能性が高く、選定理由として”文化人”というのも加わりました。

福沢諭吉は使節団として諸外国に足を運んで中央銀行を置くことや保険というものを日本に紹介した経歴もあり、外国との関わりも深かったそうです。

③再び福沢諭吉

福沢諭吉 札束2004年から紙幣も新しいデザインへと変更されました。

5千円札は樋口一葉、1千円札は野口英世へと変わりましたが、1万円札は福沢諭吉のままとなります。

肖像画の人物は変わりませんがデザインは変更されているので、さっそくみていきましょう!

表のデザイン

福沢諭吉表 デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm/#p01

どうでしょう??どこか違いますか?

肖像画じたいは変わらず、着物の一部分や背景部分などが手直しされているそうですよ。

偽造防止のために「ホログラム」が使用されるようになったのも、このお札の特徴です。

裏のデザイン

福沢諭吉裏 デザイン

【引用元】https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm/#p01

裏面には、平等院鳳凰堂にある鳳凰像を描いています。

きじから大きく変わりましたね。

日本経済新聞によると、当時の日本銀行の総裁が鳳凰に変更した理由を「人々に幸せや喜びをもたらすという伝説の鳥が、お札になって世界中に流通すれば素敵(すてき)だと思ったからです」とのことです。

福沢諭吉が再び選ばれた理由

再び福沢諭吉が選ばれた理由

福沢諭吉から変更がなかった理由は明確ではありません。

当時の総理大臣だった小泉純一郎さんが慶応大学の出身で、福沢諭吉を尊敬しておられるとのことや他にも「福沢諭吉はもともと偽造しにくいから変更しなかった」といわれているそうです。

彼の顔は特徴的で、顔のほくろがいい感じに偽造防止になっているのだそう。

肖像画はそのままですが新たな偽造防止の技術を採用されています。




③渋沢栄一

2024年には1万円は渋沢栄一のデザインに変更となります。

2021年の大河ドラマは渋沢栄一が主人公となっていますので、ご存じの方も多いはず。

幕末から明治まで活躍した「日本資本主義の父」と言われている方です。

約500の企業の設立・育成に関与し、600もの社会事業に携わったという圧倒的な事績があります。

表のデザイン

さっそく、新しいお札のデザインをみていきましょう!

渋沢さん目が細めの鼻大きめな感じでしょうか。額の広さも目立つ気が…。

着物からスーツへと変わっていて、より近代っぽい感じがしますね。

ホログラムの部分にも肖像画が使われていて光っています!

偽造防止技術もさらに進化されたものが採用されるそうです。

裏のデザイン

裏のデザインは東京駅の丸の内駅舎が描かれています。

1914 年に竣工され「赤レンガ駅舎」として親しまれてきた歴史的建造物ですね。

丸の内本屋は国の重要文化財にも指定されています。

色もカラフルな感じがしますね。図柄の詳細については今後決定していくそうです。

渋沢栄一が選ばれた理由

渋沢栄一が選ばれた理由

渋沢栄一は多くの企業の創立にも関わっていて、現在の東京ガスや東京海上日動、東京証券取引所の設立にも関わっていますから日本の経済において多大な貢献をした方です。

さらに一橋大学や東京経済大学、日本女子大学など大学の創設にも協力するとともに、社会の中で女性が活躍するきっかけをつくったと言われていて、紙幣の肖像としてふさわしい方だと言えますね!




一万円札以外のお札の歴代人物は誰?

一万円以外の歴史人物は誰

一万円以外のお札の歴史人物にはどんな方がいるのでしょうか?

発行紙幣を一覧にしたので、さっそくみていきましょう♪

金額 人物 発行期間
千円 聖徳太子 1950年~1965年
伊藤博文 1963年~1986年
夏目漱石 1984年~2007年
野口英世 2004年~発行中
北里柴三郎 2024年~発行予定
五千円 聖徳太子 1957年~1986年
新渡戸稲造 1984年~2007年
樋口一葉 2004年~発行中
津田梅子 2024年~発行予定

聖徳太子の紙幣への登場率がハンパないですね!

さらに過去にさかのぼると百円札にも採用されていますので、ほぼコンプリートです。

五千円札には女性の採用が続いていますね。女性の社会進出の進展が現れた結果でしょうか。

だいたい20年ごとに刷新されていますから、40年間一万円札の顔となった福沢諭吉のすごさがわかりますね。




【まとめ】一万円札の歴代人物とデザイン

【まとめ】一万円札の歴代人物とデザイン

一万円札の歴代人物とデザインを肖像画採用の理由もふくめて紹介してきました。

日本の社会に貢献してきた方々が選ばれてきたことがわかりましたね。

一万円といえば「諭吉」でしたが、今後は「栄ちゃん」とか呼ぶようになるんでしょうか。

「諭吉」を大事に使いながら、新紙幣の発行が待ち遠しいです♪